日本人の受賞はなぜ多い?理由は日本人の“オタク気質”や“懐”の広さ

日比キャスター:
イグ・ノーベル賞委員会の日本担当ディレクターである、古澤輝由さんに聞いたところ「日本人は“オタク気質”でマニアックな分野を真面目に追求する」。それから、「独創的な視点を持っており、論文の書き方も面白い」とのことで、イグ・ノーベル賞に近づく日本の研究者の方が多いということです。

また、2022年に受賞した千葉工業大学の松崎元教授は、「日本は海外に比べ、追求するための環境が整っているサポートする大学や研究所の“懐が広い”」。だから、イグ・ノーベル賞にもつながるようなユニークな研究ができているのではないかという分析でした。

実は、研究者の皆さんの努力の賜物でもあるわけですね。

南波雅俊キャスター:
一見ちょっと変わった視点で、おふざけに見えるところもあるかもしれませんが、実はそれが実用化に繋がっていたり、更なる進化や発展に繋がっていったりする可能性もあると思うと、すごいと思います。