耐震性の不足で移転が検討されている青森県立郷土館についてです。誘致を表明している県内3市が示した整備候補地が明らかになりました。
19日開かれた県立郷土館の整備検討会議では中間まとめが発表され、この中で移転先として誘致を表明した県内3市の整備候補地が示されました。
青森市は三内丸山遺跡周辺、八戸市は中心街エリア、弘前市は弘前公園エリアとなっています。
3市からは、交通面や他の文化施設などとの連携でも協力する意向であることも示されました。
県立郷土館 木村秀樹 館長
「自然、歴史、考古、民俗を網羅した総合的な博物館を目指していく中で、県民や県外、外国から来られた方に青森県の豊かさを伝えていきたい」
郷土館は耐久性の不足で2020年から休館していて、県は移転先も含めた今後のあり方を2026年2月ごろに提出される整備検討会議の最終報告などを踏まえ、決める見通しです。