全国的に増加するクマの被害。兵庫県豊岡市では、クマを呼び寄せる要因となっている柿や栗の木の伐採が行われました。
19日に兵庫県庁で開かれた「兵庫県ツキノワグマ対策連絡会議」。人の生活圏でのツキノワグマの出没が社会問題化していることを受け、斎藤知事や関係機関が、目撃件数や被害の推移などを確認しました。
豊岡市では今年5月、農作業をしていた70代の男性がクマに襲われ、太ももの付け根をかまれる重傷を負っていて、県は「冬眠前のクマが人里に出没する可能性がある」として、注意を呼びかけています。
そして豊岡市で19日に行われたのは、果樹の伐採です。
収穫されないまま放置されている柿や栗の木は、クマを呼び寄せる要因となっているため、不要な果樹を伐採しました。
伐採された木の中には、クマの爪痕が残っていたものも…。
豊岡市農林水産課・浪華誠課長
「クマの目撃情報も増えましたし、実際に有害捕獲といって、クマを捕まえた件数も近年では最高の数になっています」
「市民のみなさんが安全安心に暮らせるように、整備や(人とクマとの)すみわけを市としてやっていきたい」
豊岡市は、合計で約150本を伐採する予定です。
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