埼玉県川口市で、飲酒運転で一方通行の道路を逆走して車に衝突し、男性を死亡させたとして危険運転致死などの罪に問われた男に対し、さいたま地裁は懲役9年の判決を言い渡しました。
猛烈な勢いで一方通行を逆走してきた車が別の車と衝突します。逆走してきた車は、衝突の勢いで街灯をなぎ倒して止まりました。
去年9月、埼玉県川口市で起きたこの事故では、当時18歳の中国籍の男が飲酒した状態で車を運転し、時速およそ125キロで一方通行を逆走して別の車と衝突。会社役員の縫谷茂さん(当時51)を死亡させた危険運転致死などの罪に問われています。
さいたま地裁はきょうの判決で、「停止や、徐行するなどすればこのような事故は起きることはなかった」と指摘。「制限速度が30キロの一方通行の道路を、制御することが困難な速度で逆走した」として危険運転致死傷罪の成立を認め、求刑通り懲役9年の実刑判決を言い渡しました。
判決が言い渡される際、被告の男はじっと前を向いて判決を聞いていました。
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