きょう午前、東京・江戸川区で金融機関で現金5000万円を引き出して、会社に戻る途中だった会社社長の男性が2人組の男に催涙スプレーをかけられ、現金を奪われそうになりました。

午前10時半ごろ、江戸川区西瑞江の路上で「社長が会社の前で何者かにスプレーをかけられた」と110番通報がありました。

警視庁によりますと、人材派遣会社の社長の男性(30代)が、金融機関で現金を引き出して会社に帰る途中で後ろから来た男2人に催涙スプレーをかけられ、紙袋に入れた現金を奪われそうになったということです。

男性が抵抗したため、2人は何も奪わずに逃走しました。

近隣住人
「社長にスプレーをかけて、向こうの従業員の人たちも追いかけて、ここ走って向こうへ逃げていって、従業員の人たちも追いかけていった。『待て-!』というすごい声がした」

捜査関係者によりますと、男性は「紙袋には現金5000万円が入っていた」と説明していて、警視庁は強盗未遂の疑いで、2人の行方を追っています。