無免許で原付バイクを2人乗りした上、同乗者に消火器を放射させたとして、広島県警は18日、広島県福山市に住む自称・会社員の少年(15)を道路交通法違反(無免許運転、定員外乗車、道路における禁止行為)の疑いで逮捕しました。
警察によりますと、少年は8月29日の深夜、運転免許を取得していないにも関わらず、福山市神辺町道上の国道で、原付バイクを2人乗りの状態で運転し、同乗者に道路に向かって粉末消火器を放射させた疑いが持たれています。
警察の調べに対し、少年は「全部間違いありません」と容疑を認めているということです。
事件当時、少年が運転する2人乗りの原付バイクをパトロール中の警察官が発見。パトカーで追走しましたが、少年は追走を振り切り、逃走していました。
その後、目撃情報や現場周辺の映像などの捜査を経て少年の関与が浮上しました。
警察は原付バイクに同乗していた10代の男性からも任意で話を聞いていて、事件の詳しいいきさつを調べています。