旧熊本市民病院の跡地に、ホームセンター「ナフコ」や食品スーパーなどが進出することについて、地域住民は「陸の孤島にスーパーなら歓迎」と話します。
熊本地震で被災し移転した、熊本市東区湖東の市民病院の跡地は、今年1月に熊本市の「同仁グループ」が32億7000万円で落札しました。
関係者によりますと、跡地には鉄骨2階建ての商業施設を建設し、ホームセンターのナフコや食品スーパーなどが入居します。
また、敷地に残る7階建ての管理棟は改装し、1階には物販店が入る予定です。
敷地の北側には洋食系の飲食店が入る平屋の建物を新たに整備し、約300台の駐車場も確保した上で、来年12月の開業を目指します。
誘致を担った不動産会社のトップは…
熊本不動産取引 小森健一郎社長「スーパーが来て、日用雑貨が来て、それに家具と。この3つを柱に、大きな建物を建てる計画」
誘致するスーパーは年内に公表するとした上で…
熊本不動産取引 小森健一郎社長「住民の日常生活となれば、一般的に超高級品というのは、あまり日常的ではないので、そっちの方ではない。肉、野菜、魚の生鮮三品を揃えてこそ」
地域住民の反応は…
80代「スーパーが出きるなら良いですよね。ここは陸の孤島と言われていたので」
50代「24時間だといいけど。ただ心配するのは混む。車が混まないと良いけど」
来月には住民説明会が開かれる予定で、不動産会社は出入口を増やすなど渋滞対策にも取り組みたいとしています。