佐賀県吉野ヶ里町の職員が伊東町長のパワハラを訴えて死亡した問題で、16日、第三者委員会は、町長のパワハラを認定しました。
伊東町長は18日会見を開き、当時の発言について「突発的だった」と振り返り謝罪しました。

吉野ヶ里町 伊東健吾 町長
「誠に申し訳ありませんでした」

18日、佐賀県吉野ヶ里町の伊東健吾町長が会見を開き、パワハラ問題について謝罪しました。

この問題は去年11月、当時、財政協働課長だった男性が伊東町長からのパワハラを訴え死亡したものです。

その後、町は、伊東町長の発言などがパワハラにあたるかを調査する第三者委員会を設置。

第三者委は16日、財政の問題を指摘した男性に町長が、「7月で代われ」「建設課に変わればいい」と発言したのは「報復的」としてパワハラにあたると認定しました。
これまで「パワハラには当たらない」と強調してきた伊東町長は、当時の発言について・・・・

Q 建設課に異動させるというような発言があったと思いますが実際の人事を見据えた発言だったのか突発的に出たものであったのか
吉野ヶ里町 伊東健吾 町長「突発的なものだった」
また、調査の対象になっていないパワハラと男性職員の死亡の因果関係について町長は「遺族と話し調査すべき事項が出てくれば調査したいと思っている」としています。