レスリング世界選手権は、日本時間18日の未明に女子57kg級の3位決定戦が行われ、高知市出身の徳原姫花選手は1-4で敗れました。ケガを抱えて臨んだ初めての世界選手権は、悔しい結果となりました。(画像提供:日本レスリング協会)
9月13日からクロアチアのザグレブで開かれている、レスリングの世界選手権。女子57kg級の徳原姫花選手(高知市出身・自衛隊体育学校)は初出場です。大会3週間前、左足ハムストリング断裂のケガをしながらの出場となりました。(全治3か月)
日本時間16日、準々決勝で敗れた徳原選手は、敗者復活戦にまわりました。敗者復活戦ではフォール勝ちをおさめ、3位決定戦に進出。
迎えた18日未明の3位決定戦。相手はヨーロッパ選手権王者のオルガ・ホロシャフツェワ選手(UWW・ロシア)です。
第1ピリオド、1点を先制した徳原選手。しかし第2ピリオド30秒、左足に片足タックルを受け、1-2と逆転されます。
試合時間残り1分から激しい組み手争いになると、残り6秒で徳原選手がホロシャフツェワ選手の体を返そうとしますが(がぶり返し)失敗し失点。徳原選手は1-4で敗れました。
試合後、徳原選手はメディアの取材に対しこれからの飛躍を誓いました。
◆徳原姫花選手インスタグラムより(PINFALL JAPANと共同投稿)
「第2ピリオドで点数を取られることは想定していたんですけど、あとで取り返せると思っていたんですけど、自分がいけなくて取りきれなかった」
Q左足のケガについて
「試合の時は全然気にしていなくて、ケガであろうが自分の持てる力は出せるように練習してきたのでそこは関係ないです。初めての世界選手権で五輪階級ということで自分がどこまでやれるか期待していたんですけど、12月に大きい大会(全日本選手権)があるのでそこにむけてレベルアップできるように練習を頑張りたいです」