自民党で奈良2区選出の衆議院議員・高市早苗前経済安全保障担当大臣が、来週告示される自民党の総裁選挙に出馬する意向を明らかにしました。あす19日に政策などの公約を説明する会見を開くということです。

 高市氏は18日、国会内で記者団に対し、次のように話しています。

▼(高市早苗氏 18日の発言)

 自民党の総裁選挙に立候補する決意をかため、あす政策の記者会見をひらかせていただきます。
 日本全国をまわり、津々浦々を歩き、皆様の切実な声を伺ってまいりました。いま必要なのは皆様の暮らしや未来への不安を、夢や希望にかえる政治です。そして日本が直面するクライシス(危機)、これを克服する強い政治でもあります。また方向性を指し示す、そういう政治でもあります。そして安定した政治です。そのために命がけで頑張ってまいります。どうかよろしくお願いいたします。

 今回の総裁選挙は本当に大切な選挙です。多くの国民から、いま自民党が何をやりたい政党なのかよくわからない、自民党の政策から夢や希望を感じない、そういった厳しい声も参院選の全国遊説で伺いました。候補者で討論する中で、いま何を目指す政党なのかをしっかり訴えられる素晴らしい機会だと思っていますので、ベストだと思う政策を訴えて参ります。

 さきほど麻生太郎元総理と面会させていただく機会を賜りました。いよいよあす記者会見でございますので、前回もお世話になりました、私としてのご挨拶、決意をお伝えに参りました。