■東京2025世界陸上 男子200m予選(17日、国立競技場)

男子200mで4連覇を狙うN.ライルズ(28、アメリカ)が19秒99の組1着で準決勝進出を果たした。

男子100mでは銅メダルで金を逃したN.ライルズ(28、アメリカ)だが、200mは4連覇に向け気合が入る。100m後、200mに向けて「まあ、見ててよ」と自信をのぞかせたライルズ。

予選は4組に登場し、第5レーンのライルズは序盤は丁寧に入ると、直線に入ってからギアを上げ、一気に先頭に立った。大歓声が響き渡る中、余裕を持って1着でフィニッシュした。

100m同様、ハイレベルな争いが予想される200mは、パリ五輪銀のK.ベドナレク(26、アメリカ)が19秒98の組1着。5組ではジャマイカの新星B.レベル(21)が、最後流してフィニッシュするも19秒84で、予選から19秒台が連発。世界の頂上決戦に国立競技場はどよめきと歓声が渦巻いた。

日本勢は鵜澤飛羽(22、JAL)、飯塚翔太(34、ミズノ)、水久保漱至(26、宮崎県スポ協)の3選手が挑み、鵜澤が20秒39の6組3着で準決勝進出。飯塚と水久保は予選敗退となった。