メンバーが70歳以上の軟式野球チームが、全国大会の優勝を目指して練習に励んでいます。
投げては、ことし新加入した、エースで4番の70歳。打っては、サッカー歴40年、65歳で野球を始めた71歳のスポーツマン。シニア軟式野球チーム「広島クラブ」は、様々な人生を歩んできたメンバーが所属します。

今週、茨城県で開かれる「全日本古希軟式野球大会」に向けて、16日、最後の練習に励みました。大会は4年連続の出場で、2022年はベスト16、2023年はベスト8、2024年はベスト4と成績を上げてきました。
メンバーたち
「まあことしは優勝でしょうね、まず」
「優勝目指すだけです」
「今回は優勝目指してがんばっていきます」
平均年齢は74歳を超え、最年長は86歳です。
林光夫 監督
「やっぱり暑さとの戦い。それに勝たないと試合には勝てません。だから週2回の練習。それがあって今の体力・強さがあると思うんです」
チームを支えるマネージャーや事務局も同年代です。
事務局
「僕はもう裏方ですから影の仕事をしている」
「一番心配なのは健康とケガなんですよ。頭で考えているのと体がマッチしませんので」
永尾敏郎 代表
「全国大会に向けてきょう練習したんで、成果が出せるように、健康管理をしっかりやっていきましょう」
19日から始まる大会に向けて、チーム一丸となって意気込みます。
全員
「今年こそ全国制覇するぞ!おー!」
