亡くなった人の遺体を生前に近い状態に保つ「エンバーミング」という処置を施す施設が近く、四国で初めて愛媛県松山市内に開設される予定です。17日の松山市議会でも、関連する質問が取り上げられました。
エンバーミングの施設ができるのは、松山市内の国道沿いの建物です。
運営するのは、東京に本社を置く企業で、現在は開設に向けて地元住民への説明会などを実施しています。
17日開かれた松山市議会の一般質問では、清水義郎議員がエンバーミング施設の設置について、届け出などを制度化するつもりがあるのか野志市長に質しました。
(松山市・野志市長)
「制度を定めるにはエンバーミング施設などが周辺環境にどのように影響し、その範囲はどの程度かや、民間施設に行政がどこまで関与するか、また制度化で過度な立地規制にならないかなどさまざまな検討が必要です」
野志市長は、まずは他の都市の状況などを調査研究する考えを示しました。
エンバーミングの業界団体によりますと、エンバーミングの施設は全国に91カ所あり、都会を中心に年間8万件以上の利用があるということです。
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