大分県豊後高田市の真玉郵便局で、40代の元男性局長が知人の貯金などあわせて1650万円あまりを横領し、懲戒解雇されました。

懲戒解雇されたのは、真玉郵便局に勤めていた40代男性の元局長です。元局長は2020年3月から今年2月にかけて、複数の知人から業務時間外に預かった現金や通帳を悪用し、あわせて1272万円を横領しました。また、今年3月から5月の間には郵便局内で保管されていた資金385万円にも手をつけていたということです。

元局長は通帳や帳簿を改ざんして隠ぺい工作を図っていましたが、今年6月の締め作業の際、現金と帳簿の間に相違があることが見つかり、社内調査で横領が発覚しました。

元局長は「収入に見合わない生活をして、借金の返済にあてていた」と事実関係を認めているということです。

日本郵便は8月28日付で元局長を懲戒解雇処分としました。