県内外の企業が参加し交流を深める「MBCマーケティング懇談会」が鹿児島市で開かれ、医療法人理事長が登壇し、「陸上部時代のマネージャーの経験が今の経営に生かされている」などと講演しました。

(医療法人・起生会 花田博実理事長)「箱根(駅伝)に、優勝に向けて選手をみんな持ち上げて連れていく、気持ちを高めていくかというのもマネージャーの仕事でした」

MBCマーケティング懇談会は県内に本社や支店を置く企業の異業種間交流を深めようとMBCが主催しており、17日は、流通や食品、電機など45社が参加しました。

この中で、鹿児島市の林内科胃腸科病院を運営する医療法人起生会の花田博実理事長が講演しました。

現在50歳の花田さんは、陸上競技に打ち込みましたが、高校2年生の時、けがで選手を断念。進学した駅伝の名門・山梨学院大学でマネージャーとして部員120人の体調や行動などを把握した経験を伝えました。

(医療法人・起生会 花田博実理事長)「スポーツマネージャーという仕事を自分は選択したことで、授業では学べないことを体験し、その貴重な体験が今の経営に生かされていると自分では思っている」

花田さんはこのように話し、箱根駅伝という目標に向かって選手と監督を繋いできた経験などが今の仕事に繋がっていると訴えました。

次回のMBCマーケティング懇談会は12月に開かれる予定です。