熊本県苓北町では秋の味覚「極早生ミカン」の出荷作業が行われています。
苓北町では、温暖な気候を利用して28戸の農家が露地物のミカンを栽培していて、県内で最も早く出荷されるのが「極早生ミカン」です。

収穫されたミカンは選果場に持ち込まれ、色や艶、表面のキズなどが確認された後、大きさごとに選別されて10キロ入りのダンボール箱に詰められます。
今年は、梅雨が明けた後の雨が少なかったため、果実があまり大きくならず小玉傾向ですが、糖度は平年より高く、程よい酸味の果実に仕上がったということです。

JAれいほくでは、9月末までに約70トンを主に関東地方や県内に向けて出荷する予定です。