QRコード決済大手の「PayPay」が、海外でも使えるようになるサービスを発表しました。第一弾は韓国です。

PayPayは、今月下旬から韓国国内のおよそ200万店舗で利用できる「海外支払いモード」を開始すると発表しました。

PayPay 柳瀬将良 執行役員
「韓国は日本人がいちばん多く行っている渡航先。キャッシュレスが進んでいる国」

中国系の決済プラットフォーム「Alipay+」加盟店なら、タクシーやコンビニ、百貨店、さらには屋台まで、日本と同じようにスマホのアプリを使って決済できます。日本での利用と同じように、決済ごとにポイントも付与されるということです。

一方で、決済時には税込み3.85%の「手数料」が為替レートに組み込まれる方針です。

国内の決済だけではなく、海外での利用拡大で収益機会も増えるとみられ、PayPayは韓国を皮切りに、渡航する日本人が多い他の国や地域にも利用を拡大していきたい考えです。