去年12月、北九州市のファストフード店で中学生2人が刃物で殺傷された事件。
容疑者の2回目の鑑定留置が終わり、現時点で刑事責任を問えるとみられていることが分かりました。

RKB 若松康志 記者
「午後5時半前、平原容疑者が降りてきました。フードをかぶっていて表情をうかがうことはできません」
16日午後、2回目の鑑定留置を終え、小倉南警察署に移送された平原政徳容疑者。

去年12月、北九州市小倉南区のファストフード店で、中学生の男女2人を刃物で殺傷した疑いが持たれています。
検察は平原容疑者の刑事責任能力を調べるため、今年1月から専門家による鑑定留置を実施。その後、精神状態をさらに調べるため、今年4月から別の専門家による2回目の鑑定留置が行われていました。
16日、2回目の鑑定留置が終わり、平原容疑者について現時点で責任能力を問えるとみられていることが、捜査関係者への取材で分かりました。検察が今後、鑑定結果を精査し、起訴するかどうか判断する方針です。