香川県の池田知事は、県立アリーナを生かしたプロジェクションマッピングの今年度の予定を一部見直し、クリスマスの時期に別のイベントを開催する方針を示しました。

香川県は夜型観光の推進をと今年3月、サンポート地区でプロジェクションマッピングを実施し、今年度も3回計画していました。このうちの1回、12月の予定を見直し、他の都市でも人気の「クリスマスマーケット」を開きたい考えです。期間は2週間程度で飲食・雑貨の販売、クリスマスツリーやスケートリンクの設置、イルミネーションなどでより誘客や消費が期待できるとしています。

池田知事はきょうの会見で「限られた予算の中で最適な方法を考えたい」などと話し、プロジェクションマッピングのための当初予算、3億2000万円の中から1憶1000万円余りをこのイベントに充てる補正予算案を9月議会に提出します。