大阪・関西万博の閉幕(10月13日)まで1か月を切る中、政府と吉村知事らが会合を開き、会期終盤の取り組みや閉幕後のハード・ソフト両面の継承などについて意見を交わしました。
石破総理
「大阪・関西万博の成果の検証とレガシーの継承の具体化について、透明性を持って検討を進めることといたします」
大阪・関西万博の閉幕が10月13日と1か月を切る中、石破総理は“チケット販売も累計で2100万枚を超え、黒字化も見通せるようになった”と強調した上で、「いま一度、気を引き締めて、運営に当たっていく必要がある」と呼びかけました。
また、閉幕後についても「万博の成果と経験を共有し、後世に伝え、決して一過性のものにしないことは、万博を開催した私たちの責務だ」と訴え、ハード・ソフト両面で継承していく必要があるとの考えを示しました。
大阪府 吉村洋文 知事
「大屋根リングについては一部ハードレガシーとして、今の形のままで残すべきだと考えています」
また、吉村知事は、黒字化が見通せる状況になってきたことから、剰余金を使い、大阪・関西万博会場のシンボルでもある「大屋根リング」の一部をハードレガシーとして、今と同じ形で残すべきとの考えを示しています。
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