次世代エースぶどうは「シャインマスカットより甘い」

出水キャスター:
全国のぶどう生産者を対象とした“生産者のための”品評会「ぶどうグランプリ2025」で、ツジファームの「サンシャインレッド(7200円/2房)」が総合大賞に選ばれました。

「サンシャインレッド」はシャインマスカットを親に山梨県が10年以上かけて開発し、2022年に新たに品種登録された次世代品種の1つです。味は「シャインマスカットより甘い」ということです。

ツジファームの辻正清代表によると「山梨ではサンシャインレッドがシャインマスカットに代わってどんどん生産されている」といい、人気が高まっているというのです。

井上貴博キャスター:
生産量が増えて供給が増えれば値段は少し落ち着いていくのかもしれませんね。

蜂蜜のような甘さのぶどうも

出水キャスター:
他にも品評会では様々な品種のぶどうが出品されていました。

【ぶどうグランプリ そのほかの品種】
「クイーンニーナ(2000~3000円)」
酸味が弱く甘味を感じられる

「マスカ・サーティーン(1500~2500円)」
果肉が柔らかくなめらかな食味

「富士の輝(4000~5000円)」
“ブラックシャインマスカット”蜂蜜のような甘さ

スポーツ心理学者(博士) 田中ウルヴェ京さん:
ひとつひとつの食べ比べセットが欲しくなりますね。

山形純菜キャスター:
昔のぶどうは皮を取ったり、種もあるので、面倒くさくて種を飲み込んでしまったことがあります。でも今は皮ごと食べられるぶどうもあって進化しているなと思いました。