植物由来のバイオ燃料などの活用をめざす初の国際閣僚会議が大阪で開かれました。

大阪・関西万博に関連して大阪市で開催された「持続可能燃料閣僚会議」は、日本とブラジルが共同議長を務めたもので、34の国や機関が参加しました。

武藤経済産業大臣
「合成燃料やバイオ燃料は既存のインフラや機器を活用でき、輸送・貯蔵が比較的容易で災害時にも活用しやすく、エネルギー安全保障の観点からもその役割は重要である」

会議では、共同議長国の日本とブラジルが総括を発表し、バイオ燃料など脱炭素化につながる燃料の使用量について、2035年までに、去年に比べ4倍以上に伸ばす目標を示しました。

11月にはブラジルで、気候変動に関する国連の会議「COP30」が開かれる予定です。