【20代の女性看護師】
「今後自分がどうキャリアを形成していこうと考えたときに、新潟県だとなかなか教育訓練校がない…」
こう話す20代の女性看護師は、実際に新潟県内から県外都市部の病院へ転出した決め手はスキルアップできる環境だったと認めつつ、“迷い”もあったといいます。
「知り合いが誰もいない状態で県外に行くことをチャレンジしたので、プライベートでも仕事でも県内に比べたら不安は大きい」
「訓練校とか施設が整っていると、わざわざ県外に出ることもないと思う」

そこで新潟県上越地域では今、看護師の転出を防ぐ取り組みが進められています。
【新潟県立中央病院 田中浩之 看護部長】
「この地域でひとつできることがあるとすれば、どこの病院で働いていてもしっかりと教育を受けることができる“環境づくり”…」
