農産品の販売などを行う企業を介して、台湾の大手スーパーと青森県内のリンゴ農家が販売契約を結びました。
県産リンゴの生産量は2年連続で40万トンを割り込むなか、海外への輸出は拡大していて、台湾は最大のシェアを誇っています。こうした中、農産品の販売を手がける日本農業を介して県内のリンゴ農家が、台湾で300店舗以上のスーパーを展開する「台湾カルフール」と販売契約を結びました。今回の契約ではおよそ200トンのリンゴを輸出する予定です。
※台湾カルフール 陳依芳部長
「もっと台湾の消費者に青森のリンゴを届けられるように目指していきたい」
※リンゴ農家阿部善将さん(48)
「これを機に台湾でいっぱい青森のリンゴを買ってもらえたらうれしいのでがんばります」
日本農業は今後、リンゴ生産者とともに台湾で試食販売会を実施して、県産リンゴの魅力を発信したいとしています。