今月21日に始まる秋の全国交通安全運動を前に、八王子市で開かれた警視庁の交通イベントに自転車競技の有薗啓剛選手が登場し、自転車の交通ルールを守るように呼びかけました。

秋の全国交通安全運動を前にきょう、警視庁八王子署が開いたイベントには自転車競技の有薗啓剛選手がゲストとして登場し、自転車パフォーマンスを披露しました。

有薗啓剛さん
「ちゃんと首をのぞき込むように大きく(左右を見て)そして後ろも見て、安全だったら進む。ここがポイントですよ」

今年7月末までで八王子署管内の交通事故のうち、自転車が関係する事故は4割近くにのぼるということで、有薗選手は交通安全教室で自転車の交通ルールを守ることや、ヘルメットを着用することの重要性などを参加者に訴えました。

警視庁八王子署の四郎園文明署長は「これからのシーズンは出かける機会が増える。事故は慌てたり急いだりしているときに起こりやすいので交通ルールを守り、余裕を持って出かけてほしい」と呼びかけています。