イギリス・ロンドンで極右活動家が主催する大規模な集会が行われ、11万人以上が参加し反移民などを訴えました。
記者
「ロンドン中心部で極右が主導するデモが行われています、反ムスリム・反移民を訴える多くの人々がイギリスのユニオンジャックの旗やイングランドをあらわす旗を掲げています」
13日、ロンドン中心部で行われた集会は「イギリスの遺産と文化、言論の自由を守る」として極右の活動家トミー・ロビンソン氏が呼びかけたものです。
地元メディアによりますと、参加者は11万人から15万人にのぼり、「ここ数十年で最大の民族主義的な集会とみられる」と報じられています。
会場には銃撃され死亡したアメリカのトランプ大統領に近い政治活動家チャーリー・カーク氏の写真が掲げられたほか、実業家のイーロン・マスク氏らがビデオ出演しました。
極右主導デモ参加者
「この国はめちゃくちゃです。移民のせいだし、政府のせいでもある。(Q.移民がいなくなれば平和になりますか?)いえ、政府も立て直さなきゃならない。他にもいろんな問題があります」
一方、これに対抗し反人種差別団体らもカウンターデモを行い、およそ5000人が集まり「ファシズムや差別は許されない」と訴えました。
記者
「カウンターデモの女性にものがあたりました、極右主導のデモ隊によってごみが投げつけられています」
「反差別」を訴えるデモ参加者
「人々は自分たちの問題の解決策をファシズムに見出そうとしているけど、それは絶対に間違ってるとはっきり伝えないといけません」
トミー・ロビンソン氏は極右団体「イングランド防衛同盟」の創設者で、難民に関する虚偽の主張で有罪判決を受けたほか、SNSの「X」のアカウントがヘイトスピーチに関する規約違反で一時凍結されていましたが、イーロン・マスク氏が復活させていました。
注目の記事
中咽頭がん闘病ワッキー(53) 家族にも言えず…笑顔の裏の"葛藤" 「先日亡くなりました」亡き大学生に誓った決意

「1%でも可能性がある限り…」富山からメジャーリーグへ 中村来生投手、勝負の3シーズン目へ 昇格わずか2%の厳しい環境に挑む

なぜ?「耳をふさがない」イヤホンが人気…“音漏れ”や“通話”に独自技術搭載も【THE TIME,】

「ハリケーン・メリッサの中心」ジャマイカを直撃した「カテゴリー5の最強クラス」内部を“ハリケーン・ハンター”が撮影

「電線に肉片が…」12歳の姉を奪った空襲 40人亡くなったのに"被害は軽微"と報じた新聞の責任

若者に広がる住宅ローン50年 建築コスト増で総返済額より毎月の支払いを重視…金融機関・購入検討者・ハウスメーカー・FP それぞれのリアル 35年返済は終焉に向かうのか









