JR四国は、定期券を除いた10月の運賃収入が、コロナ禍前に比べ約8割まで回復したことを明らかにしました。コロナの影響が出て以来、最も高い回復の割合となっています。

JR四国によりますと、定期券をのぞいた10月の普通収入は21億3500万円と、新型コロナの影響が出る前の2019年10月と比べて78.3%まで回復しました。

新型コロナの影響を最も受けた2020年4月の収入は、2019年に比べ14%まで落ち込んでいましたが、10月はようやく8割近くまで回復し最も高い割合となりました。

(JR四国 西牧世博社長)
「感染した人の数が少なくなっていて、それにプラスして全国旅行支援があったということで、回復の度合いが大きかった」
また国の方針で、年末年始には行動制限が行われないことから初詣などでの利用者増にも期待感を見せています。