高知県内の警察署の署長らが参加する会議が、9月12日にオンラインで開かれました。

この会議は、20歳の女性が元交際相手からのストーカー被害を警察に相談していたにもかかわらず殺害された神奈川県の事件や、「大川原化工機(おおかわらかこうき)」をめぐるえん罪事件を受け開かれたもので、県内12の警察署の署長や本部長らおよそ60人が、参加しました。

高知県警は、警察活動に対する国民の信頼を損なう事案が発生しているとし、岩田康弘本部長は「警察のあるべき姿の再確認と業務の合理化・効率化の徹底」「適正な捜査の推進」「人身安全関連事案への組織的な対応の徹底」などと話したうえで、警察組織の信頼の回復に努め、危機意識と緊張感を持って、職責を果たしていきたいと呼びかけました。