インターネット上の誹謗中傷に対処するため厳罰化された「侮辱罪」について、運用状況を検証するための検討会の初会合が法務省で開かれました。
「侮辱罪」をめぐっては、SNSでの誹謗中傷で自殺する人が出たことなどを受けて刑法が改正され、2022年7月に厳罰化されました。
「侮辱罪」の運用状況を検証するための検討会の初会合がきょう(12日)、法務省で開かれました。
厳罰化された後の「侮辱罪」の適用状況が説明されたほか、インターネット上で誹謗中傷を受けた被害者などにヒアリングをすることが決まりました。
ヒアリングを受けて、インターネット上の誹謗中傷に適切に対処できているかや表現の自由を制約していないかなど、今後、検討会で議論するテーマを決めることになります。
法務省によりますと、厳罰化された後の3年間で懲役や禁錮が科されたものはなかったものの、今年8月には、インターネット上の掲示板に侮辱する内容の投稿を繰り返したとして起訴され、懲役6か月、執行猶予3年の有罪判決が確定したケースがあるということです。
注目の記事
「朝起き上がれない…」“なまけ” と誤解されやすい起立性調節障害 不登校の児童生徒の約4割が苦しむ 適切な理解と支援を

AB型とO型の両親からありえない血液型の子が? 全国に約1500人 四国に多い「cisAB型」とは

「焼け跡で拾った器に入れて運んで、死にそうな人に飲ませてあげた。自分も頂いた」 焼野原で配られた牛乳 ありがたい気持ち今も 80年越しの御礼 広島


世界陸上の競技直後にプロポーズした、されたスロバキア代表選手2人が東京大会は「婚約者」として「同日同時刻」スタート!当時の裏話や東京大会への意気込みを語る

「私の名をかたり 許しがたい」滝澤依子新潟県警本部長の『偽アカウント』を“投資関連”のLINEグループトークで確認

【画像閲覧注意】大量発生の“毛虫”『アメリカシロヒトリ』とは? 青森県八戸市の公園や学校に“うじゃうじゃ”と… 約3年周期で大量発生? 駆除業者は記録的猛暑など影響の可能性指摘「全滅は不可能に近い」
