観光地・道後を盛り上げようと松山大学の学生たちが、伝統工芸の「伊予水引」を使った体験イベントを企画しています。

愛媛県の道後商店街でひらかれるこのイベントは、江戸時代から続く「伊予水引」の魅力を発信し道後のにぎわいづくりにつなげようと、経営学部を中心とした学生31人が企画しました。

イベントでは、「梅結び」という水引の伝統的な結び方によるアクセサリー作りと、お守りを作りの2種類の体験が用意されていて、水引の魅力を身近に感じることができます。

また、水引で結んだ手紙を見知らぬ誰かと交換する企画、「道後縁むすび便り」も行われます。

(松山大学経営学部3年・林良多さん)
「まだ知られていない愛媛の魅力を発信できたら、という気持ちを込めて活動した」

(松山大学経営学部3年・山本涼可さん)
「観光客でも、高校生の友達など若いひとたちにも、人と人とのつながりを感じてもらいたい」

このイベントは、今月14日と来月12日の2日間、道後商店街の入り口で開かれます。