戦後80年の今年、第二次世界大戦で対立していた東條英機元総理やトルーマン元大統領の子孫たちが、平和を願い世界をめぐる旅をしています。今月(9月)8日から日本での活動が始まりました。
東條英機元総理の曾孫 東條英利さん
「私自身何ができるかわかりませんが、皆さんとの対話・交流を通じて、少しでも皆さんとわかり合えるという可能性を伝えることができたら」
この旅は「HOPE80」というプロジェクトで、東條英機元総理の曾孫である東條英利さん、トルーマン元大統領の孫であるクリフトン・トルーマンさん、「インド独立の父」ガンジーの曾孫であるトーシャ・ガンジーさんら、かつて対立した国々のリーダーの子孫6人が参加しています。
主催しているNPO法人によりますと、旅は今年6月、バチカン市国から始まり、ローマ教皇・レオ14世と面会したということです。
その後、イタリアやイギリスをめぐり、今月(9月)8日から日本ツアーがスタートしました。
日本では、広島や長崎を訪れ、今月21日には大阪・関西万博のピースデイ・イベントに参加する予定です。
注目の記事
強度行動障害のある28歳息子と初めて離れて暮らす決断 「自分たちが世話が出来なくなる前に」両親はパニックに対応できる施設を6年間探す...届いた「受け入れ可能」のメール

「保険が不正使用されている」記者に詐欺電話 “だまされたふり”続けるとオンラインで事情聴取 警察官姿の犯人が… 詐欺手口の全貌は

爆買いした戦闘機、その後どうなった? 膨張する“防衛費”国民生活への影響は【報道特集】

思春期中学生の10人に1人 朝起きられないのは「怠け」ではない~中高生に増える起立性調節障害~「当事者親子の声」

「骨が折れやすい難病」9歳の少年 YouTubeで出会った“憧れの先輩” 骨が折れても――始まった挑戦と、亡き母の思い

生徒4人に1人がサッカー部 全国大会常連校で起きた〝裸で土下座〟 『いじり』が遠因ないし原因 発生リスクの高い集団とは 調査報告書がまとまる 熊本









