戦後80年の今年、第二次世界大戦で対立していた東條英機元総理やトルーマン元大統領の子孫たちが、平和を願い世界をめぐる旅をしています。今月(9月)8日から日本での活動が始まりました。

東條英機元総理の曾孫 東條英利さん
「私自身何ができるかわかりませんが、皆さんとの対話・交流を通じて、少しでも皆さんとわかり合えるという可能性を伝えることができたら」

この旅は「HOPE80」というプロジェクトで、東條英機元総理の曾孫である東條英利さん、トルーマン元大統領の孫であるクリフトン・トルーマンさん、「インド独立の父」ガンジーの曾孫であるトーシャ・ガンジーさんら、かつて対立した国々のリーダーの子孫6人が参加しています。

主催しているNPO法人によりますと、旅は今年6月、バチカン市国から始まり、ローマ教皇・レオ14世と面会したということです。

その後、イタリアやイギリスをめぐり、今月(9月)8日から日本ツアーがスタートしました。

日本では、広島や長崎を訪れ、今月21日には大阪・関西万博のピースデイ・イベントに参加する予定です。