4月に起きた医療事故を受け分娩を休止している松本市立病院について、市民団体が、産科の再開と継続を求める申し入れを行いました。

申し入れをしたのは、市民団体「松本市立病院の産婦人科を守る会」で、「地域の基幹病院としてなくてはならない診療科」などとして、市に対して産科の再開と継続を求めました。
市立病院を巡っては今年4月、胎児の心拍数の異常を助産師が医師に伝えず、生まれた赤ちゃんに脳の障がいが残る医療事故が発生。

これを受けて市は、7月から病院の分娩を休止していて、来月中旬をめどに分娩を再開できるか方針を示すとしています。

市では3年後に移転新築を予定する新病院についても、産科を存続するか廃止するか検討しています。