愛媛県内の書道愛好家が書いた作品を集めた書の展覧会が、県美術館で開かれています。

この書道展は「愛媛県独立書人団」に所属する県内の書道愛好家たちが毎年開いていて、36回目を迎える今年は94点の作品が展示されています。

中でも西本佳奈さんの作品「はるはあけぼの」は、広く知られている清少納言の枕草子を現代風に表現していて、季節ごとに墨の色や字の大きさを変えて表現されているのが特徴です。

また、松原洋右さんの縦およそ3メートル、横およそ5メートルの大作「場」は、人生の苦しい場面を吹き飛ばそうという思いを込めたということです。

この他、さまざまな書体の作品が並ぶこの「愛媛独立書展」は、今月14日まで県美術館南館で開かれています。