亀田気象予報士の季節の映像をお届けする「亀ちゃんのかごしま撮った!」のコーナーです。
今回の映像は枕崎から電照菊の話題です。いま正月にかけての需要の高まりに備えて、菊農家の皆さんは大忙しなんです。そして、光の絶景も撮れました。

こちらは枕崎市大塚にある電照菊のビニールハウスです。夜11時になると一斉にLEDライトが点灯します。

菊の花は秋になって日照時間が短くなると花が咲いてしまうため、開花のタイミングを遅らせるために、夜も明るくして開花をコントロールするんです。
枕崎は鹿児島県内でも電照菊の一大産地。暖かい気候を生かして、年間を通して生産されています。
枕崎市の菊農家・久木田祝保さんは、年間70万本の菊を生産しています。暑い中、妻の美鈴さんと二人三脚の作業が続きます。

(久木田祝保さん)「きれいな花が咲いて、一本でもお家に飾っていただければ」
枕崎の電照菊は品質が優れ、消費者のニーズも高いということです。
