恩納村の沖縄科学技術大学院大学=OISTで入学式が行われ、30の国と地域から60人余りが入学しました。

入学式には43人の新入生が出席し、OISTの職員や学生らによる古典舞踊「四つ竹」や「谷茶前」が披露され新入生を歓迎しました。

式典では、カリン・マルキデス学長が「世界はまさに今、皆さんの知識と情熱を必要としています。未来は皆さんの手に託されています」と激励しました。



このあと、新入生1人ひとりが紹介されると会場からは歓迎の拍手が送られていました。

▼新城陽菜さん(那覇市出身)
「なぜサンゴが白化するのかその謎にせまりたい。将来は大学教授になって、沖縄で学んできたことを次の世代にも橋渡しできるような人材になりたい」

ことしは日本人12人を含むブラジルやエジプトなど世界30の国と地域から60人あまりが入学し、これから5年間、科学技術に関する研究に携わります。