アフリカ諸国と交流する「ホームタウン」認定をめぐり、SNS上で誤った情報が拡散する中、認定を受けた愛媛県今治市の市役所に「移民反対」などの落書きが相次いで見つかりました。

今治市は、JICAからモザンビークの「ホームタウン」に認定された後、誤った情報が拡散し、抗議の電話やメールが相次ぎました。

市によりますと、今月2日の午後1時ごろ、市役所の女性用トイレで個室の内側に油性ペンで「移民反対」などと書かれた落書きが2件見つかり清掃業者が消しましたが、およそ2時間後に同じ個室で再び被害が確認されました。

さらに、10日午後にも別の女性用トイレで落書きが見つかり、市は警察に被害届を提出しました。

(今治市総務調整課の担当者)
「正しい情報でご判断いただきたい」

警察は器物損壊容疑で調べています。