十島村・諏訪之瀬島の御岳で11日午前0時14分に、噴火が発生し、噴煙が最高で1500メートルの高さまで上がりました。

諏訪之瀬島の西側では、マグマ量の増加によるものとみられる地殻変動が観測されていて、噴火警戒レベル2の「火口周辺規制」が継続中です。

気象台は火口から概ね1.5キロの範囲で大きな噴石に警戒するよう呼びかけています。また、風下側では、火山灰だけでなく、小さな噴石が遠くまで風に流されて降るおそれがあり、注意が必要です。