秋雨前線が南下した影響で、9日から10日未明にかけて佐賀県と福岡県では広い範囲で激しい雷雨となりました。

日本全国の雷観測を独自に行う民間気象会社「フランクリン・ジャパン」によりますと、9日午後8時から10日午前3時までの間に佐賀県での落雷の回数は約2800回にも上りました。

雷の電圧は1億ボルトにも上ると言われていて、家庭用電気の約100万倍にもなります。

身を守るのはもちろんですが、家電製品を守るためにはどうしたらよいのでしょうか。

家電の6~7割が被害にあうことも

福岡市東区の電器店です。

雷によって、家電製品が受ける被害はとても大きなものになると言います。

カノデンキ 松岡義展さん
「今は冷蔵庫とか洗濯機だってネットワークにつながるような時代になりますので、一度(雷による)被害を受けてしまうとかなり生活への影響は大きい。大体6割から7割ぐらいの家電製品が一気にダメになって、70~80万円ぐらいの損害になったこともあったようです」