自民党と公明党は、次の衆院選で北海道4区から公明党の佐藤英道衆院議員(64)を擁立することを決めました。新たな自公連携の「象徴区」となるでしょうか。

 

 自民党道連会長の武部衆院議員や公明党幹事長の西田参院議員らは9日の記者会見で、次の衆院選に北海道4区から公明党の佐藤英道衆院議員を擁立すると発表しました。

 公明党 佐藤英道 衆院議員(64)
「初陣であるし、生まれ変わった気持ちでこの戦に挑んでいきたい」

 佐藤氏は2012年、衆議院比例代表北海道ブロックで初当選し、現在5期目です。

 自公の連携をめぐり自民はこれまで北海道10区で公明を支援してきましたが、2024年の衆院選で候補が落選して次の衆院選に出馬しないと表明しました。

その後協力する選挙区を北海道3区で調整していましたが、地元の反発を受け撤回。

 自民・中村裕之衆院議員が、比例名簿で優遇されることを条件に地盤である北海道4区を公明に譲り、候補者選びが進められていました。