本部町の瀬底ビーチで9日、シュノーケリングをしていた男性が海底に沈んでいるのが見つかり、間もなく死亡が確認されました。
名護海上保安署によりますと、死亡したのは東京都の袴田達雄さん(56)です。
袴田さんは7日から、妻と2人で沖縄を訪れ、瀬底島に滞在していました。9日午前6時頃、「海中映像を撮りにいく」と妻に告げて1人でホテルを出発。午前9時頃、波打ち際から約60メートル沖合の水深約2メートルの場所で、うつ伏せの状態で海底に沈んでいるのが発見されました。
その後、引き揚げられましたが、心肺停止の状態で本部港まで運ばれ、待機していた医師により死亡が確認されました。
救助された時、袴田さんはシュノーケルやマリンブーツを身に着けていましたが、ライフジャケットは着用していませんでした。
海上保安署が、当時の状況や事故の原因を詳しく調べています。