9月2日に台湾で開かれた海の問題解決に向けてアイデアを発表するフォーラムで、青少年の部2位に輝いた青森県の「むつ工業高校」の生徒たちが、9日、むつ市役所を訪れ、山本市長に結果を報告しました。
むつ工業高校の生徒7人で構成されたチーム「ARIES(アリエス)」は、9月2日に台湾・高雄市で開かれた海の問題解決に向けた取り組みを発表するフォーラムで、青少年の部2位に輝きました。
9日は、チームの代表者が山本知也 市長に結果を報告しました。また、海洋研究開発機構「JAMSTEC」と5年前から共同開発をしている漁場の予測などに必要な海の上で風向きや風速を測るセンサーの特徴について伝えました。
むつ工業高校 3年 二木海斗さん
「自分たちが研究しないと魚を食べられなくなるということを、みんなに感じ取ってもらえたと思う」
学校によりますと、今年度中に開発したセンサーの小型化を図り、さらに研究を進め漁船などへの搭載といった実用化を目指したいとしています。