【2位】「炒めたときの味」「煮込んだときの味」で2冠 具材に負けない存在感を主張する王道の信州味噌

 第2位は、蔵元玉井の『匠 信州十割麹 蔵出し生』(税込598円 ※番組調べ)。

 大豆と米こうじが1:1になるようバランスよく仕込まれた十割こうじ。さらに味噌の上下をひっくり返す「天地返し」と低温熟成で、香り高く奥深い味わいに仕上がっている。

 サバとの相性が抜群で、サバの味噌煮にして比較した「煮込んだときの味」のチェックでは、村田さんも「サバが一番うまく感じる」と称賛。「炒めたときの味」でも、コクとうま味が全体をまとめ上げたことにプロも感心し、それぞれの部門で1位を獲得した。

 素材の旨みを最大限に引き出しつつもしっかりとした味わいは、味噌汁にしても「うまかった。香りもいいし、余韻も長い」(佐々木さん)と高評価。具材に負けない存在感を主張する王道の信州味噌だ。