8日夜、長崎県対馬沖にあった小型船から下半身が海に浸かった高齢男性が見つかり、その後、死亡が確認されました。
亡くなったのは長崎県対馬市豊玉町内に住む漁師の男性(78)です。

8日午後8時10分頃対馬市豊玉町の沖合約130メートルの海上で「船上に倒れている男性がいる」と付近を航行していた船の乗組員から消防に通報がありました。
対馬海上保安部によりますと、男性は所有する小型漁船の船尾に両手がかかり、下半身が海に浸かっている状態で見つかりました。男性は病院へ搬送されましたが、通報から約2時間半後、死亡が確認されました。
船には男性一人だけが乗っていたとみられ、近くには養殖いけすがあるということです。対馬海上保安部は死因や当時の状況を調べています。