三重県では、東海3県の県議会で初めて参政党が議席を獲得しました。

(中道陸平記者)
「桑名市の開票所では三重県知事選のほかに、もう1つの選挙の開票作業が行われます」

三重県知事選と同じく、7日に投開票を迎えた三重県議補欠選の桑名市・桑名郡選挙区。定数2に対して参政党の新人・難波聖子氏(45)を含む5人が立候補しました。

難波さんはことし7月の参院選にも出馬し、約20万票を獲得しましたが落選。

今回の選挙戦では、党の神谷宗弊代表が2回応援に入り、難波氏は党が掲げる「日本人ファースト」に加え、県内のメガソーラー規制などを訴えました。そして、投開票日の7日、次点の候補とわずか20票差での初当選となりました。

東海3県の県議会で、参政党が議席を獲得したのはこれが初めてです。

(難波聖子氏)
「参政党の議員が1人入ったことで、今までなかったような議論がなされたら」

参院選から続く「参政党」の勢いは、今後の政局にどのような影響を与えるのでしょうか。