◆参加登録で2000円分ポイント

九州電力の場合、参加登録をするだけで2000円分をペイペイポイントでもらうか、電気料金から割り引くかを選ぶことができます。さらに「月間節電コース」では、電気の使用量を、前の年の同じ月と比べて3%以上削減できた場合、次の月の電気料金が1000円割り引かれます。
また「ピーク時節電コース」では、スマートフォンなどの九電ecoアプリに前の日に届く「節電に取り組んでほしい時間帯」の使用量が設定された値を下回った場合、その差に応じてペイペイポイントがもらえます。

◆節電「照明」の場合

では、どうすれば電力使用量を減らすことができるのでしょうか。まずは照明です。経済産業省によると、不要な照明をすべて消すだけで、4.5%の節電に。また、冬場に欠かせない暖房は、重ね着など服装を調節して設定温度を下げることで、2.7%節電できます。冷蔵庫の設定を「強」から「中」に変えたり、照明の明るさを下げたりするのも効果的です。


電気料金は全国的に値上げが続いていて、九州電力の場合、12月は標準世帯で7276円と、2年前の同じ月と比べて1000円以上高くなっています。電気料金を抑えられる上に、ポイントなどの特典も得られるこの冬の節電。各社のプログラム参加の受け付けは、12月31日までです。

◆「西部ガスの電気」の場合

西部ガスの電気でも節電ポイントをもらうことができます。参加はLINEの公式アカウントから受け付けていて、登録すると2000円分の特典がもらえます。そして、LINEで通知される「節電タイム」の電気使用量が標準的な使用量を下回ると、その差に応じてポイントがたまる仕組みです。参加や節電による特典は、ペイペイポイントかアマゾンギフト券で受け取ることができます。