■MLB オリオールズ VS ドジャース(日本時間8日、オリオール・パーク)
オリオールズの菅野智之(35)が本拠地でのドジャース戦に先発。メジャー初対決となったドジャース・大谷翔平(31)から1回と3回に2打席連続となる本塁打を浴び、4回には打球が菅野の右足を直撃、苦悶の表情を浮かべ、ここで緊急降板となった。
メジャー1年目の菅野は現在チームトップの10勝をマーク。しかし前回(日本時間1日)のジャイアンツ戦では3回途中まで投げて10安打を浴び7失点で7敗目を喫した。チームはドジャーズとの3連戦を2連勝、その前のパドレス戦と合わせ現在5連勝中。
菅野は1回、大谷とのメジャー初対決。1ボールからの2球目、高めのシンカーを捉えられセンターへの先頭打者ソロ本塁打を浴び、いきなり1点を失う。2死を取ったものの連打を浴び、一・二塁のピンチを迎えるが、M.ロハス(36)を遊ゴロに打ち取り、最少失点で切り抜けた。
3回、大谷との2度目の対戦を迎えた菅野は、2ボールからの3球目、153キロのストレートをセンターに運ばれ2打席連続本塁打。続くM.ベッツ(32)にも2者連続となる本塁打を浴び、ここまでで3点を失う。
4回には無死二塁の場面でキム・ヘソン(26)の強い当たりに菅野が右足を出すと、打球が直撃。菅野は倒れ込み苦悶の表情を浮かべた。そしてスタッフに肩を借りながらマウンドを降り、そのまま降板となった。