お馴染みのコーヒーゼリーの進化が止まりません。中には、「100gで1万2000円」という希少な豆も使ったものも。そのこだわりの味とは?
甘酸っぱいソースで「味変」
「“スペシャルティコーヒー”という、美味しいコーヒー豆を使ったコーヒーゼリーがすごく増えている」
こう話すのは、年間1000以上のスイーツを食べるスイーツメディア『ufu.』の坂井勇太朗編集長。おススメの1軒目は、ノルウェーから日本に初進出した『FUGLEN ASAKUSA』(東京・台東区)です。

素材の個性を活かした北欧で親しまれている浅煎りの“フルーティーなコーヒー”が人気のカフェで、「コーヒーゼリー」(800円)は…

THE TIME,マーケティング部 新名真愛部員:
「ちょっと初めて見るスタイル。“ソース”がついていて、ブルーベリー?ラズベリーかな?“フルーツの爽やかさが加わって”いいパンチになる。すごく美味しい」
オレンジリキュールの入ったホイップクリームの上に、すっきりとしたフルーティな酸味を感じるジューシーなコーヒーゼリーが浮かび、甘酸っぱいミックスベリーのソースをかければ味変しながら楽しむことができます。

ストアマネージャー・森本亮文さん:
「コーヒーの華やかさや明るさにすごくマッチするので、ベリーソースを合わせている」
見た目が「ショートケーキ」
「ショートケーキのようなコーヒーゼリーが楽しめる」(坂井編集長)というのは、『Kopi Kalyan Tokyo』(東京・原宿)

インドネシア発祥のカフェで、高品質なコーヒー豆がウリ。産地ごとでコクの深みや香りの違いがでるインドネシア産のスペシャルティコーヒーを味わうことができます。
焙煎師・西尾匡史さん:
「コーヒーゼリーには“フルーティーなコーヒー”と“どっしりとしたコーヒー”を掛け合わせることで心地良さを表現している」

「カリアンコーヒーゼリー」(650円)は、円形のゼリーの上にマスカルポーネとヤシ砂糖を混ぜたクリーム、その上に苺と、まるでケーキのような見た目。
クリームのまろやかさで、コーヒーの苦味を活かせるような甘さに仕上げた逸品です。
