松本国際高校の野球部員3人が今年1月、別の部員に対して嫌がらせをしたとされる問題で、日本学生野球協会は「報告が遅れた」として野球部長を謹慎3か月の処分にしました。

学校などによりますと今年1月、学校の生徒寮で野球部員3人が嫌がらせで当時2年の野球部員の部屋に「焼肉のたれ」をまき散らして汚したとされます。

この件について野球部長の教員は、部内での指導を行ったものの県高校野球連盟に報告せず、7月になって保護者からの連絡で明らかになりました。

日本学生野球協会はきのう(4日)の審査室会議で高野連への報告が遅れたとして野球部長を謹慎3か月の処分としました。

松本国際高校の小西信久校長は取材に対し、「処分を真摯に受け止め職員全体で再発防止に取り組んでいきたい」と話しています。