去年の衆院選以降、空席となっていた自民党の新潟1区・2区の支部長に内山航 新潟市議と国定勇人衆議院議員がそれぞれ選ばれました。

次の衆院選で自民党の公認候補となる選挙区支部長は去年の衆院選で大敗を喫した1区と2区で空席となっていました。

1区では支部長の選任に向けて公募が行われ、内山市議が内定となっていましたが4日、党本部が正式に決定しました。

【新潟1区 新支部長 内山航 新潟市議】「政策だったり地域のために何が必要なのかも含めて、まずはしっかりと地域を知ることが 大事かなと思っているので、その活動をこれからスピードを上げて やっていきたいと思う」

また、2区では前回の衆院選で比例北信越ブロックで当選した国定勇人 衆議院議員が支部長に選任。

国定議員は7月の参院選での敗北も踏まえ、「数多くの有権者の信頼を失墜させてしまったことを改めて深く受け止め、真摯に反省し、『この地に尽くす』思いを新たに着実に歩んでまいる所存です」としています。

一方、衆院選の敗戦以降も2区での活動を続ける細田健一さん。党本部から正式な連絡はなく、支部長決定の報道は寝耳に水としながらも、2区からの出馬に依然意欲を見せました。

【細田健一 元衆議院議員】「いろいろ言いたいことはありますけど、とりあえず、そういう決定をされたことは受け止めなきゃいけない。今後何らかの調整が行われるかもしれないが、引き続き強い気持ちでこの2区から国政選挙を目指すということで頑張っていきたいと思っている」

大型選挙での敗北が続く自民党。新たな支部長のもとで立て直しを図ります。