8月中旬、北海道小樽市の海岸で身元不明の女性の遺体が見つかりました。警察は所持品などを公開し、遺体の身元につながる情報の提供を求めています。
【画像】警察が公開した着衣と所持品
遺体が見つかったのは、小樽市築港2番付近の海岸です。
8月12日午前11時前、北海道開発局の職員が、波打ち際にうつぶせの状態で倒れ、死亡している女性を発見し、警察に通報しました。
遺体に目立った外傷はなく、司法解剖の結果、死因は溺水による窒息と判明。死後4日前後が経過していたとみられています。
警察によりますと、女性が所持していた交通ICカードには、8月10日にJR函館本線の星置駅から小樽築港駅まで移動した履歴が残っていたということです。
付近の防犯カメラに女性が映っていたことや、カードには星置駅と小樽築港駅を往来する履歴が複数回残っていたことなどから、女性の生活圏はこの近郊であった可能性があると警察はみています。
警察は4日、女性の服装や所持品などを公開し、情報提供を呼びかけています。
【女性の身体的な特徴】
・50代以上
・身長150センチほど
・肥満型の体格
・左下に部分入れ歯
【着衣】
・白い半そでブラウスに黒いカーディガン
・灰色ズボン
・黒とピンクのスニーカー
・紺色帽子
・白地に青とピンク柄のスカーフ
・白い靴下
【所持品】
・「anello GRANDE」のタグ付き布製のリュックサック(グレー)
・「Rainbow Drop」のタグ付き傘(ピンク系花柄)
・杖(グレーケース入り、ピンク色折りたたみ式)
【リュックサックの中身】
・パーカー(グレーに白い横縞)
・折りたたみ椅子(黒色)
・折りたたみ傘(黒に白の水玉)
・タオル2枚(白とSAZABY製柄物)
・腕時計(黒いバンド)
・鍵2本(赤色ストラップ付き)
・眼鏡(えんじ色フレーム)
・ボディスプレー(フィッツコーポレーション製 青色)
・パスケース(茶色、Kitacaや時刻表在中)
情報提供は、小樽警察署刑事第一課
電話番号 0134‐27‐0110(内線330)